こんにちは、部屋には必要なもの以外置いていたくないマコシャークです。
ミニマリスト(最小限に必要なものだけで暮らす人)というほどではないですが、使わないもので部屋が溢れてしまうのが嫌なので、使ってないなと思うものはすぐに捨ててしまいます。
世の中には様々な道具で溢れており、ついつい必要ないものまで買ってしまいがちですが、そんな時代だからこそ道具を使わずにできることを身につけておくと、いざという時に役に立ちます。
今回は、身体の一部を使用したり、ちょっとした工夫をするだけで生活が便利になるような方法をご紹介します。
この記事の目次
完全に道具を使わない技術
いつでもどこでも、その身一つで目的を達成することができる強い人間になるためには、このような技術は確実にマスターする必要があるといえます。
簡易エアゴーグル
道具を使わずにできる、水の中をちょっと見てみたいというときに試してみたい便利な裏技があります。もう海水浴の季節は終わってしまいましたので、来年まで覚えておいてください。
まず、眉毛から頬骨あたりの目の周りに両手をしっかりと付けて囲います。その状態で水中に静かに水の中に潜ると、目の周りに空気がたまり、エアゴーグルが完成します。
動画のように吐く息から空気を追加したり、指から空気を抜くことで空気を減らしたりなど、調節も可能です。
ゴーグルが外れて何処かにいってしまったときや、ゴーグルがない状況で何かを水中に落としてしまったときなどに役立つかもしれません。
お菓子の袋を道具無しで閉じる
ポテトチップスとかって1日で1袋を食べるとけっこう身体に悪いんですよね。僕の場合は高確率で次の日にニキビができるので、ポテチを1袋食べるときは腹をくくらなければなりません。
食べかけを残しておいて明日食べるという作戦もありますが、封をするには輪ゴムやクリップ、セロハンテープが必要になってきます。これらが手の届く範囲にない場合、結局、面倒くさくなって腹をくくりがちです。
そんな健康被害から身を守ることができるのが、この裏技です。お菓子の袋の口を、特殊な折り方で折り込むことで道具を使わずに封をすることができるのです。
やり方はまず、袋の口の両サイドを内側に折ります。そのまま上から3回ほど折り、両サイドにできた三角形だけを裏返して完成です。
上から3回折る際の折り幅が大きすぎると最後の裏返す三角が小さくなって甘くなり失敗しますので、ある程度余裕が必要です。袋の空気を抜いてから行うと良いでしょう。
僕も先程、堅揚げポテトを買ってきたので試してみると、写真ではちょっと頼りない感じにも見えますが、案外しっかり留まっています。
この堅揚げポテトは開けて3枚くらいしか食べていませんが、もともと空気も十分入っていますので、空気を抜くと折りたたむ余裕は結構あり、簡単に折れました。
ポテチ以外にも、おせんべいなどの大きくて硬い袋の場合は成功する確率が上がりますので、いろいろな袋に試してみてください。
ハサミを使わずに紐を切る方法
これは最近ツイッターなどでも話題になったやり方です。
雑誌などを紐で縛った後、ハサミがないときなどに使える方法ですので、引っ越しの荷造りの際にハサミを既に仕舞ってしまって、シマッタ!となったときに使えそうです( ・´ー・`)
やり方は簡単。動画のように、手のひらをひねるように紐を1周巻きつけて、紐の引っ掛かりが手のひら側に来るようにします。後はその引っ掛かりに摩擦が加わるように上下に動かすだけです。
この動画のオジサンのように、慣れれば一瞬で紐を切ることができるので、近くにある紐で練習して実践に備えましょう。
新しい電池と古い電池を見分ける方法
電池の管理をしっかりしていないと、新しい電池と古い電池が混じってしまうことがあります。このようなときに、どちらが新しい電池なのか見分ける方法があります。
実際に電子機器に入れてみたり、テスターを使ったりという方法が一般的かもしれませんが、ご紹介する2つの方法は道具を一切使用しませんので、すぐに試すことができるのです。
1つ目の方法は、電池をテーブルの数センチ上から縦に落とすだけ。電池が立てば新しい電池で、倒れてしまったら古い電池と判断することができます。
ただし、この方法が使えるのはアルカリ電池に限ります。使用済みアルカリ電池は中にガスが生じるため、落とした衝撃がバウンドして跳ねて倒れてしまうからだそうです。
もう1つの方法は、濡らした指で電池のマイナス面をおさえてから突起のあるプラス面を舌先で舐めるという方法です。パワーが残っていれば程良い酸味を感じます。
ただし、この方法が使えるのは清潔な電池に限ります。また、液が漏れているような電池には絶対に行わないでください。この方法による健康被害は自己責任でお願いします。
しかし、僕がこの2つの方法を試してみると、意外にも2つ目の方法のほうが分かりやすかったです。濡らした指でおさえた場合と、おさえなかった場合とでは味が本当に変わって感じました。不思議…。
手だけで演奏できるハンドフルート
何か音楽を始めたいという人におすすめなのが、道具を何も使わないハンドフルートという笛です。練習すれば音程も変えられるので感覚だけでの演奏も可能です。
やり方は、動画のように手をしっかりと組んで密閉し、親指を少し曲げてその部分だけ穴ができるようにして曲がったところから息を吹き込むようにすると音がなります。
音がなるまでに時間がかかりますが、手の組み方や息の吹き方を色々試していると音が出るようになります。僕は30分くらい試してみたら何回か出ましたので、そのコツを覚えていくと吹けそうだと感じました。
ちなみに吹けるようになるとこんな感じに演奏できるそうです。…凄すぎる。
吹けるようになると特技を聞かれたときなどに、どこでもすぐに演奏できるのでけっこう使えそうですね。初めて合う人との話題作りにも最適ですので、僕はちょっと暇なときに続けてみようと思います。
指だけで大きな音を鳴らす指笛
はい、また笛です。この指笛は両手の指を使いますが、大きな音が出せるようです。バイブスがブチアゲなときにやってみましょう。
まず、唇は歯を完全に覆うようにかぶせ、両手の人差し指と中指で A の形を作ります。その指で少し舌を巻くように押し上げ、指の左右から息がもれないように強く吹くと音が出ます。
これも練習が必要ですが、時間をかければ吹けるようになりそうです。僕は今のところ一度も鳴っていませんが、吹けるようになったら災害時の助けを呼ぶときなどに使えそうなので、災害が起こる前に習得したいところです。
ほぼ道具を使わない技術
道具は使ってないよ!と堂々と胸を張っては言えないけども、知っておくと役に立ちそうなものも紹介します。
釣具無しで魚を釣る
世の中には、釣り道具を使わずに魚を釣る人がいます。その方法は、例えば無人島に流れ着いたとき、魚が食べたいけど釣具がないなぁ…というときなどに よく使う技術なので、覚えておいて損はないでしょう。
やり方はまず、その辺りでミミズや虫、小魚などのエサを捕まえて水面に近づけます。すると魚が来ますので、魚が水面付近で口を開けた瞬間に口を掴んで捕獲するのです。
これで食べ物には困らなくて済みそうですね。
缶詰を道具なしで開ける
最近の缶詰はプルタブみたいな感じで何も使わずに開けられるものも多いですが、海外にいるとそんな便利な缶詰はなかなか見当たりません。
そんな中、大地震がきて保存食の缶詰は見つかったけど缶切りが見つからないなぁ…というありがちな状況で役に立ちます。
まず、コンクリートのような硬くてザラザラした床や壁、ブロックを探しましょう。災害時だと建物が壊れたりしていて、意外と見つかるかもしれません。そこに缶詰の開けたい面を強くこすりつけます。
すると蓋の縁が弱くなるので、横から圧力を加えるだけで簡単に空いてしまうのです。
この方法で猫も生き延びられるそうです。
ザラザラしたところがない場合は、鍛え抜いた腕力で開ける方法もあります。この場合、道具は一切使用しません。
やり方はまず、缶詰の腹を曲げ続けます。すると、開きます。簡単ですね。
道具が使えない場合は筋力がものをいいます。トレーニングを日々怠らないようにし、もしものときに使える筋肉をつけておきましょう。
コルク抜きを使わずにコルクを抜く
普段ワインなんて飲まないという人も、たまに戴き物などでワインを飲む機会があるかもしれません。そしていざ飲もうというときに、コルク抜きがないことに気が付きます。これはそんなときに使える技です。
やり方は、ワインの底を壁に何度も叩きつけるだけです。叩きつけているうちにコルクが少しずつ外に押し出されてくるので、もう少しの所まで来たら手で開けるようにしましょう。
しかしこれだと力加減 次第ではワインが割れてしまいます。底を割らずに上手く衝撃を与えるためには、靴にワインボトルを入れて、靴ごと叩きつけるようにすると上手く開けることができます。
しかしこれができるのは普通のワインだけです。スパークリングワインなどの発泡性ワインでやると開けた後に大惨事になる可能性がありますので、十分注意してください。
まとめ
いかがでしょうか。人間は物を使うことで繁栄してきた動物ですが、物に依存しすぎるのも良くありません。物がないと何もできない人間になる前に、自分の身一つでできることを身に着けておくと役立つ場面はきっとあるはずです。
知識や知恵、工夫によって人間の可能性は無限大に広がっていると言っても過言ではないでしょう。
※今回ご紹介した方法はすべて自己責任で行ってください。失敗によって学ぶこともあります。頑張りましょう。
それでは、また。
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