こんにちは、子供の頃は車酔いすることがほとんどなかったのに、最近は車酔いがひどくてインドア思考に磨きがかかりつつあるマコシャークです。
子供の頃はゲームボーイを車の中でやったときに少し酔うぐらいで、特に気にしたことはなかったのですが、最近は普通に車に乗っているだけで酔ってしまいます。(大分に行ったときは結構きつかった…)
また、僕は乗り物だけでなく、3DのゲームなどでFPS(一人称視点)の映像を見たりしてもすぐに酔います。これは3D酔いというらしく、最近ではVR(バーチャルリアリティ)のゲームも流行っていますので、3D酔いに苦しむ人は更に増えてきているのではないかと思います。
しかし乗り物酔い(車酔い・船酔いなど)や3D酔いって不思議ですよね。酔う人と酔わない人がいますし、どうしてそんな症状がでるのかもよく分かりません。
そこで、乗り物酔いや3D酔いの原因とその仕組み、予防する方法や酔った後の改善方法について、僕が完全な引きこもりになる前に調べてみることにしました。
乗り物酔い(車酔い・船酔い)とは
乗り物酔いとは、正式には「動揺病(どうようびょう)」や「加速度病(かそくどびょう)」とも呼ばれる症候群です。病気という表現はされていないので、ただの症状という感じなんですね。
乗り物酔いの症状
乗り物酔いの初期症状としては、あくび、頭痛、生つばなどがあります。さらにひどくなると、吐き気、冷や汗、顔面蒼白、手足の冷えなどを感じ、嘔吐することがあります。
乗り物酔いの仕組み
乗り物酔いは、車や船に座っているときに体が揺れたり、周りの風景が変則的に移り変わったりする感覚が発端で起こります。
その感覚は脳にとっはて非常に不自然なことであり、頭で想定している座ったときの感覚と実際に体が感じている異様な感覚にギャップが生まれているわけですね。
すると脳が混乱して平衡感覚や自律神経を乱し、吐き気などの症状を引き起こします。つまり乗り物酔いの症状は、脳の一時的な異常によって引き起こされているということです。
また、乗り物酔いは精神面、視覚、嗅覚などの不快感もその症状を助長させる原因になってしまうようです。
3D酔いは同じ?
3D酔いの場合は主に視覚的に作用する特徴がありますが、症状や仕組みは乗り物酔いと同じようなものだといえるでしょう。
3D映像を見ながら座っているときの感覚は、主観で動く画面内の視覚的な感覚とは異なります。特に映像が激しく動くようなときには、よりギャップを感じやすいようです。
お酒による酔いは?
お酒による酔いの症状にも吐き気や頭痛などがありますし、「酔い」という言葉が共通していますので同じようなものでは?とも思いましたが、仕組みが全然違いました。
お酒を飲んだ後のアルコールは肝臓で分解されますが、すぐにすべてを分解できるわけではないので、分解を待つアルコールは血流によって運ばれます。やがて血中のアルコールは脳に達し、脳が麻痺して酔った状態になるそうです。
乗り物酔いもアルコールによる酔いも脳の一時的な異常であることに変わりはありませんが、完全に別物ということですね。
乗り物酔いしやすい原因と予防方法
乗り物に乗っているだけで酔う人も多いですが、次に挙げるようなものは症状を悪化させる原因になります。
読書・ゲーム・スマホをする
乗り物内で読書やゲーム、スマホを扱うなどして酔ってしまった経験がある人は多いでしょう。これはなぜ酔いやすいかというと、小さな文字や画面のちらつきが乗り物酔いの症状を強くするからなのだそうです。
しかし、それ以上に問題なのは視界の狭さでしょう。読書、ゲーム、スマホなどは、普通に座っているときよりも視界が極端に限定されてしまいまい、乗り物の揺れをさらに予測しづらくしますので、その分ギャップが大きくなりやすいのです。
予防方法
予防方法は、読書、ゲーム、スマホをしないようにする。…と言ってしまえば簡単ですが、乗り物で長旅をする場合はそれも難しいかもしれません。そういう場合は少しでもギャップを減らす工夫が必要です。
まずは揺れをあまり感じない場所に座りましょう。バスの場合は運転席の近くが揺れにくく、船の場合は真ん中付近が揺れにくいといわれていますのでおすすめです。
あとは10分おきに顔を上げて進行方向を見るようにします。また、曲がり角に差し掛かったと感じたらすぐに顔を上げて遠心力に逆らうように体を傾けましょう。
姿勢も重要のようです。できるだけ下を向かないように、本、ゲーム、スマホは出来るだけ目線に近い位置まで上げるようにしましょう。視界に風景が少しでも入っていると良いそうです。
これで少しはギャップを抑えることができますが、あくまで軽減される程度です。人によってはこれをやっても酔うという人はいると思いますので、そういう人は他の酔いやすい要因も潰していくと良いでしょう。
睡眠不足・ストレス
睡眠不足やストレスを感じているときは、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが乱れやすくなってしまいます。自律神経の乱れは乗り物酔いの症状の要因でもありますので、結果的に症状を助長してしまうことになります。
つまり、寝る時間が短く、仕事が忙しい人は特に乗り物酔いしやすいといえるかもしれません。
予防方法
普段から十分な睡眠がとれれば良いですが、長く乗り物に乗る日の前日はいつも以上に睡眠をとっておくようにしましょう。また、寝る前にはヨガや半身浴でリラックスしておくと良いです。心身ともに疲れやストレスを解消しておくことで睡眠の質も良くなります。
酔うかも知れないという不安
酔いやすい人はこれがあるから困るんです。かくいう僕も「どうせまた酔ってしまうんでしょ?」と誰かに問いかけながら乗り物に乗っています。乗り物酔いの恐怖を味わったことのある人なら、また酔ってしまうかもしれないという不安はなかなか拭えるものではありません。
しかしこの不安感もストレスになりますし、「乗り物に乗ると酔う」という今までの経験からくる自己暗示的な効果が働いてしまうため、悪循環に陥るそうです。
僕の場合はそれに加えて、酔ったときの気持ち悪さを無意識的に思い出してしまっているような感じがあります。乗り物に乗っているときに「いつもならそろそろ吐き気がくるな…」とか思ってしまって、酔ったときのクラクラとか吐き気がリアルに思い出されて、誘発されている感覚に陥るんです。
これはもう本当に「思い出し笑い」に近い感覚で、僕くらいの上級者になると、乗り物に乗っていなくても思い出しただけで実際にクラクラと吐き気がしてきます。思い込みって本当に凄いですよね。
予防方法
思い込みに効果があるなら、逆に言うと「自分は絶対に酔わない」とか、「今まで酔ったことは一度もない」とか、「僕が酔うのは自分に酔うときだけだ」というような自己暗示も有効だといえます。自己暗示を逆に利用してやりましょう。
…とは言っても難しいですよね。僕の場合は、自己暗示をかけるための強い信念とか精神力を身につけることから始める必要がありそうです。ただ、乗り物酔いも耐性がついてくるようなので、少しずつでも酔わなかったという実績を作っていくのが良いような気がします。
そしたら「この前は酔わなかったから、今回も大丈夫!」と思えるようになるはずです。また、あとでご紹介しますが酔ったときに改善する方法もありますので、「酔ってしまっても大丈夫だ」と思って気を楽にするのも良いかもしれません。
三半規管が弱い
乗り物酔いは耐性がついてくるという話をしましたが、これには三半規管という器官が大きく関わっているようです。
三半規管は人間の平衡感覚を司っている耳の鼓膜の奥に存在する器官ですので、この部分を鍛えることで平衡感覚を養うことができるといわれています。
予防方法
どのように三半規管を鍛えるのかというと、揺れやスピード感に慣れさせることがポイントとなります。人間の体は周りの環境に適用しようとするため、乗り物に乗っているときの激しい揺れや速いスピードは通常の出来事であり、異常ではないことを体に刷り込んで慣れさせましょう。
乗り物に酔う人は乗り物に乗ること自体を避けようとしてしまい、体を慣らす機会も少なくなってしまいがちです。しかし、しっかり予防や準備を整えて乗り物に乗る回数を増やすことで体を慣らしていき、三半規管を鍛えることも大切だといえるでしょう。
その他にも目を閉じて片足立ちをしたり、後ろ向きに歩いたりすることでも三半規管は鍛えられるそうですが、揺れやスピード感は乗り物特有のものですので、乗り物に乗ることに慣れていくほうが効果は高いと思われます。
食事に関する原因
空腹や満腹も乗り物に悪影響を与えるといわれています。理由はどちらも不快感を感じることや、自律神経を乱す原因にもなるといわれているからです。また、油ものなどの消化に悪い食べ物で胃や腸に負担をかけたり、満腹でお腹が膨れて衣服に締め付けられたりするのも不快感を助長させることになります。
他にも、空腹時は五感が鋭くなるため車酔いに影響を与える視覚や嗅覚も敏感になり、症状を悪化させる原因になるともいわれています。
予防方法
食事は乗り物に乗る3時間前には腹7分目くらいで済ませておくようにしましょう。しかし、場合によってはそれも難しいと思います。どうしても食事を取らなければならない場合は消化に良いものを軽めにとると良いでしょう。
また、衣服はきつめのものではなく、あらかじめゆったりとしたものを着ておくと締め付けによる不快感を軽減することができるので、事前の準備は怠らないようにしましょう。
車の臭い
見落としがちですが車の臭いは気分を悪くする原因の一つで、意外にもこれが原因で酔う人は多いようです。
ある調査によると、子供の91%が車に乗ってすぐに気分が悪くなったことがあると答えており、この不快感は車酔いに大きく関係しているといわれています。
予防方法
タバコの臭いはもちろん、芳香剤も人によって好みはありますので、不快に感じる臭いは原因から取り除くようにしましょう。それも難しい場合は定期的に窓を開けて外の空気を取り入れると良いでしょう。
ただ、心地良いと感じるアロマオイルなどの芳香はアロマテラピーの効果もあるため、強すぎない程度に香るようにしておくとリラックス効果が期待できます。
頭を揺らしてしまっている
乗り物が大きく揺れると三半規管のある頭も大きく揺れてしまって酔いやすくなります。特に山道などは上下の揺れに加え、グネグネ曲がりくねった道も多いですので左右の揺れも大きくなります。
予防方法
乗り物に乗っているときは顎を引いて、頭の位置はあまり動かさないように注意しましょう。また、曲がるときには体を曲がる方向に倒し、遠心力で体勢が崩れないようにしましょう。
その他の予防法と対策
他にも使えそうな予防法や対策がありますので試してみてください。
遠くの景色を見る
酔ってしまう原因は景色の移り変わる視覚的なスピード感にもありますので、遠くの景色を見ることでスピード感を緩和します。
音楽を聞く
音楽を聞くと、気が紛れたり気分転換ができるため、リフレッシュすることができます。また、イヤホンやヘッドホンなどで、三半規管のある耳をふさぐことで乗り物酔いが軽減されるということもあるそうです。
会話をする
他の人との会話も気が紛れるので有効です。酔ってしまうかもしれないという不安感やその他の不快感も感じさせないように、別のことに気をそらすことが大事です。
寝る
寝ても良い状況であれば眠ってしまってやり過ごすのも良いでしょう。ただし、バスや電車などでは寝過ごしてしまったり、他の人が運転してくれている車では寝にくい場合もあると思います。
また、寝ている最中は乗り物酔いへの耐性も上がるかどうか分かりませんので、寝るのは最終手段と考えておいたほうが良いかもしれません。
酔い止めの薬を使う
酔った後にも使える酔い止めの薬もあり、種類にもよりますが、乗り物に乗る30分~1時間前に飲んでおくようにすると一番効果が高いといわれています。
ただし、眠気を誘うものや注意力が低下する作用を持つものもありますので、運転する人が飲むことはできません。また、精神安定剤やアルコールなどと一緒に服用すると眠気などの副作用が強まる可能性がありますので、併用は控えましょう。
3D酔いの予防法
ここまでは乗り物酔いに対する予防方法としてご紹介しましたが、揺れを感じること以外は3D酔いも同じようなものですので、空腹・満腹・衣服の締め付け・臭いなどの不快感を軽減する予防法は使えるかもしれません。
他にも、画面から1m~2m離れて見るようにしたり、定期的に画面から目をそらしたりすることで酔いの症状を軽減できるといわれています。また、FPSのゲームなどはマウス感度を下げるなどして激しい動きになりすぎないように工夫をしましょう。
ただし、ゴーグルのように装着するタイプのVRのゲームはこれらの予防法が通用しませんので、こまめに休憩を取るか、次に紹介する酔ったときの改善方法を試しながら慣れていくしかないでしょう。
しかし、どうしても酔いたくない場合はあらかじめ酔い止めの薬を飲んでおくと、3D酔いにも効果的な場合があるそうです。これはちょっと意外に感じましたが、薬を飲んでまでゲームを続けるっていうのもちょっとアレですよね。
乗り物酔い・3D酔いの改善方法
乗り物酔いや3D酔いしてしまったときの対処法をご紹介します。
梅干し・生姜を食べる
梅干しや生姜を食べると、酔って気持ち悪くなった症状を和らげることができます。
梅干しにはピクリン酸やクエン酸という二日酔いにも効く成分が含まれており、内蔵の働きを活発にしてくれたり、平衡感覚を取り戻す効果が期待できます。
また、生姜は胃酸過多や消化不良を解消して吐き気を抑える効果があります。生姜は海外でも使われている乗り物酔い対策の食べ物であり、乗り物に乗る前に摂取しておくのも良いそうです。この効果は生姜が含まれた飴やジンジャエールでも有効だといわれています。
梅干しや生姜は口の中もスッキリしますのでおすすめです。
氷を口にふくむ
人が日中に活動しているときは自律神経の交感神経が優位になるものですが、副交感神経が優位になるとバランスを崩してしまい、乗り物酔いしやすくなります。
しかし氷を口にふくむことによって、交感神経が刺激されてバランスを保つことができるのです。氷は噛まずに口に入れておくようにしましょう。ただ氷を持ち歩くのは、水筒に入れていたとしても時間が経てば溶けてしまいますので、この方法が試せる場面は限られてくるかもしれません。
自律神経については↓こちらの記事で詳しく書いていますので、興味がある方は見てみてください。
ガム・スルメを食べる
ガムやスルメは噛み続けることで気が紛れます。また、ガムはミント系のスーッとするものを選ぶとより効果的だといわれています。しかし、よく噛むことは副交感神経を刺激することになるはずなので、デメリットがあるような気もします…。
窓を開けて換気する
締め切った密室では空気がこもりやすく、気分が悪くなることがあります。窓を開けて風にあたると気分転換になりますし、こもった空気を外に出して換気することで酔いにくくなります。
楽な姿勢になる
車に乗っている場合はシートを倒して楽な姿勢をとりましょう。その際はベルトを緩めるなど、体に負担がかからないようにするとより効果的です。
ツボを押す
内関(ないかん)・外関(がいかん)
内関・外関はどちらも腕にあるツボで酔いに効果があるといわれています。
内関は腕の内側にあり、手首から指3つ分下にあります。狂った平衡感覚を正す作用や、胃の不快感を緩和する作用があるため、酔ったときに押すと良いでしょう。
外関は腕の外側にあり、ちょうど内関の裏にあたります。自律神経の乱れを整えたり、疲労や頭痛に効果的です。
築賓(ちくひん)
築賓は内側のくるぶしから指5つ分上にあります。気分が悪くなったときに押すと症状を軽減できるそうです。
侠谿(きょうけい)
侠谿は足の薬指と小指の間の付け根にあります。乗り物酔いにすぐに効くツボだといわれています。
まとめ
乗り物酔いは慣れてくると耐性がついてくるようですし、予防方法や改善方法があることさえ知っていれば、案外気にする必要は無いような気がしました。
気にしてしまうと自己暗示の悪循環に陥ってしまいますので、「予防したから自分は酔わない」とか「改善方法があるから酔っても大丈夫」というような気持ちを持つと良いかもしれません。僕も気持ちから変えていこうと思います。
また、前日はちょっと長めに寝て、車で出かけるときにはカリカリ梅や生姜の入った飴を持ち歩こうと思います。これなら携帯しやすく、コンビニでも売っているところはあるようです。
乗り物酔いは準備と対策が大切だということですね。
それでは、また。
〈 ﹏´ ›› ∋ )≪ サメーーー